埼玉県は、ダイオキシン類 対策特別措置法に基づき、昨年1月15日から今年1月14日までの1年間に行われたダイオキシン 類の排出自主測定結果を公表しました。測定結果は、以下のとおりです。

排出ガス排出水ばいじん・燃え殻
測定し、報告しなければならない施設数96938929
報告のあった施設数65933606
排出基準に適合しない施設数303
報告のなかった施設数3105323

 排出ガス基準は、法施行前からあった既設炉に対する猶予期間が11月末で終わり、12月から厳 しくなるため、昨年の測定結果では、新基準に106施設が適合できません。しかしながら、県は今年 に入ってからの改善の進行状況から、約半数は適合するのではと見ています。

 また、対象施設の1/3は法で義務付けられている県への報告を行っていませんが、県は報告をし ていない施設の設置者に対して、結果を報告するよう勧告や立入検査による指導を行っているとの ことです。

 県に報告された設置者によるダイオキシン類の測定結果については、未報告を含め県の青空再生 課ホームページに掲載されています。

ホームページアドレス  http://www.pref.saitama.jp/A09/BF09/core.html

資料:9月19日付 県政ニュース[環境防災部扱]
9月20日付 埼玉新聞、23面

クロマト研究課 山田 悠貴


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