埼玉県では8月下旬、2001年 度の県内水質異常事故の発生状況を取りまとめました。2001年度の水質異常は前年度比24件増の 266件発生し、1992年度以降で過去2番目に多い件数となりました。

 水質事故の内訳は、「油類の流出」が全体の52%(139件)を占め、次に「魚類の浮上・斃死」が同 25%(67件)、「着色・濁水」が同13%(35件)、「異臭などその他の水質異常」が同10%(25件)でした。

 内訳中で最も多い「油類の流出」の主な原因としては、「工場・事業場からの流出」が46件、「 車両事故などのその他の要因」が16件となりましたが、「不明」が77件と一番多い結果でした。

8月28日付 環境新聞、 6面

環境計量課 金井 陽子


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