厚生労働省は、以前より鉛の水道水質基準を現行 の0.05 mg/Lから0.01 mg/Lへ改正していく方針(平成15年度を予定)を示していますが、まだ鉛給水管の使用が多数残存している ことからも、水道事業者等へ対する新基準への強化対策として、財団法人水道技術研究センターに委託していた調査報告書を参考 にするよう通知しました。現状では鉛製の給水管が個人財産であるため、取替え作業が殆ど行われておりません。そのため、今後 抜本策とされる取替え作業が完了するまでの対応として浄水処理でのpH調整等や諸外国における鉛対策、浄水器に関わる制度や 調査などをまとめています。
資料: 平成14年1月17日付 日本水道新聞、p. 1
衛生検査課 松本かおり
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