環境庁はこのほど、 健康に有害とされる5物質について、新たに環境基本法に基づく大気環境基 準を設定することを明らかにしました。この基準は政府がその達成に向けて 各種施策を行うための目標値です。

 新たに基準を設定するのは、

  1. アクリロニトリル   
  2. 塩化ビニルモノマー   
  3. ジクロロメタン   
  4. 水銀およびその化合物   
  5. ヒ素およびその化合物 の5種類です。

     このうち、化学工場から排出されるアクリロニトリルと塩化ビ ニルモノマーなどには、発がん性の疑いが持たれています。

                                               

    資料:日本工業新聞 平成11年1月5日号 

    分離分析課 加藤 美枝


    コンテナ・記事目次へ


    Copyright (C) Naitoh Environmental Science Co., Ltd.
    webmaster@knights.co.jp