国際標準 化機構(ISO)の屋内空気質測定・分析法の規格作成作業にわが国の意見を反 映させるため、通産省工業技術院は、この分野の作業への関与を強化する方針 を固めました。
国際的な屋内空気測定、分析法の規格化審議は、ISO/TC146に設置されたサ ブコミッティのひとつ(SC6)で進められており、工技院では国内対策委員 会での議論をベースに、ISO議論に積極的に関与して行きます。
ISOでの規格化対象項目は、@一般サンプリング法、Aホルムアルデヒド定 量 B揮発性有機化合物の定量、Cアスベスト等無機繊維 で、それぞれワ ーキンググループで議論を進めています。
また、SC6とSC2(作業環境大気の測定)合同のワーキンググループも別途設 置され、環境、屋内、作業場空気に含まれる揮発性有機化合物の分析法につ いても議論がなされています。
化学工業日報、 平成11年1月6日号
分離分析課 鈴木 聡子
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