3月23日水質専門委員 会が開かれ、我が国における水質の動向に合わせた水質基準の見直しや、WHO(世界保健機構)で論議が続けられている飲料水ガイドラインへの対応につ いて検討が行われ、翌24日の生活環境審議会水道部会では同検討の経過につ いて報告が行われ、水質基準見直しの方向性や考え方が了解されました。
検討結果の要点は、
「ウランの監視項目への追加」 |
「亜硝酸窒素の単独基準項目化」 |
「WHO飲料水質ガイドライン見直し物質の我が国における今後の検出情 報収集と水質基準への検討」 |
「我が国での検出動向から基準項目への検討候補にあげられている物質の 毒性情報の整理」 |
などでした。
これらの水質項目に対し必要な検討を今後も継続して行っていきますが、現状として水質基準の改訂に向けた論議はかなり煮詰まってきたため、厚生省では専門委員会での今後の検討や水道部会での了承を得て、今秋を目指し水道水質基準関係省令の改正を行ってゆく方針を固めました。
資料:日本水道新聞 平成10年3月30日号
衛生検査課 青木
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