原虫対策など:日水協・関東支部協議会 日本水道協会関東地方支部実務協議会は11月13、14の両日、実務協議会を 開催、事務系と技術系それぞれ約200名が集まり、各問題を討議しました 。冒頭、後藤八王子市助役が、 「水道は我々の生活の動脈、下水は静脈といわれる」、と水道事業の重要 性を述べ、白熱した討議に期待を寄せました。また、関東地方支部代理長 代理の国富横浜市水道局理事は、信頼性の高い水道と各事業体間の情報交 換の推進を強調しました。

 このうち技術部門の原虫対策では、
  1. 最適凝集沈殿条件の検討、
  2. 濾過池機能の維持管理方式、
  3. 凝集剤の使用裏増加に伴う汚泥脱水性の悪化問題

について協議されました。
  1. に関してはジャーテスト実施回数の増加やPACの導入などが報告されました。
  2. については、厚生省の暫定指針にある濁度0.1度以下を徹底するために、濁度0.0を目標に掲げ、

  1. 濾過池の更生作業の実施、
  2. 精密濁度計の整備と実態調査、
  3. 洗浄方法変更後の洗浄効旺の調査、
  4. 濾過排水に変わるスロウスタート、
  5. 微粒子カウンタによる実態調査

などの取組みについて報告がありました。                                                                                                                                                                                    

 資料:日本水道新聞  平成9年11月22日号 


 衛生検査課 青木   

 

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