千葉市:土砂等埋立と土壌汚染で条例改定

　千葉市は9月24日、既残土条例を全・改定した「千葉市土砂等埋立等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例」を公布しました。来年1月にも千葉県のいわゆる残土条例と同時施行する予定です。

　県はすでに条例を制定して1月めどで施行の運びですが、千葉市も政令市の立場から新たに埋立等に使用される土砂等の安全基準を定め必要な規制を行うほか、土砂等の埋立や盛土を行う事業区域の・積が 500m2　以上を特定事業として市長の許可を得なければならないこととし、安全基準の合致しない汚染土砂などの搬入を禁止し、違反者には罰則も設けました。

　構造・安全基準は規則で定められますが、汚染土と一・土の区分は環境庁の土壌環境基準をベースに設定される見・しです。また、規則では許可取得に際して市長との事前協議の実施も示されそうです。

　改正条例は汚染土の流入・拡散の未然防止が目的の一つに定められており、残土だけでなく山砂や川砂など土砂全・を対象としています。異物が混入した土砂も条例の規制対象となります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

資料：廃棄物新聞、10月13日号　　

　環境分析センター　　石澤　　　　

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