下水道 の法制度や事業のあり方について検討するため、都市計画中央審議会の基 本政策部会に8月3日、下水道小委員会が設置されました。健全な水環境系 の構築や良好な水環境の形成、下水道における水系リスク管理の高度化、 管渠(きょ)ネットワークを活用した高度情報化など、現在の下水道法で は対応できない、下水道に求められる新たな機能や役割などについて、法 改正を視野に入れて検討するようです。

 主な検討事項としては、

  1. 健全な水循環系の構築・良好な水環境の形成
  2. 都市の雨に都市全体で対応する雨水対策の推進
  3. 下水道における水系リスク管理の高度化
  4. 循環型社会構築に向けた下水汚泥の減量化・リサイクルの推進
  5. 管渠ネットワークを活用した高度情報化
  6. 民間活力の導入等による経営の効率化
  7. 下水道の多様な役割の明確化のための責任体制化の向上
    などです。  9月上旬に小委員会での検討を開始し、12月初旬に小委員会の報告がま とめられる予定だそうです。

    資料:8月9日付  環境新聞

     化学分析課 竹下 尚長


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