通産省工業技術院はホルムアルデヒドなど室内空気汚染の原因とされる化学物質の測定法について、ISOでは大気専門委員会(TC146)で、室内環境測定法の国際規格化の検討をしています。工業技術院では前述のISO(TC-146)に参加する一方で、国内での測定法の規格化についても検討を進めることにしました。具体的には、ISO(TC146)で規格化の検討対象としている「室内空気のサンプリング方法」、「ホルムアルデヒドの測定法」、「揮発性有機化合物(VOC)の測定法」について国際規格化の動向を見ながらJIS化を検討します。
測定法については、トルエンやベンゾピレンなど他の物質も含め、測定法ごとに物質を定義することが合理的とする考え方が示されています。
資料:化学工業日報、平成10年7月9日号
分離分析課 鈴木
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