総務 省自治財政局は4月1日、2000年度の汚水衛生処理率の状況をまとめまし た。

汚水衛生処理率は下水道法上の下水道のほか、農業集落排水施設、コミ ュニティープラント、合併処理浄化槽などにより、汚水が衛生的に処理さ れている人口の割合を表したものです。

今回の調査結果によると、汚水処理施設を利用している人口は 8,286万人 となり、市町村域内人口に対する割合で見た汚水衛生処理率は 64.7%と なり、前年度から2.2ポイント上昇しました。しかし、人口10万人以下の行政 区では相変わらず平均を下回っており、5万人以下の行政区では 34.6% と 平均の半分程度の低調な処理率が続いています。

都道府県別では、最も高いのが東京都で95.2%、次いで神奈川県の89.7 %、大阪府の81.3%、京都府の79.2%の順となっています。

資料:4月10日付 環境新聞

環境計量課 竹下 尚長


コンテナ・記事目次へ


Copyright (C) Naitoh Environmental Science Co., Ltd.
webmaster@knights.co.jp