環境庁の中央環境審議 会環境基準専門委員会は、大気汚染防止法で定めた有害大気汚染物質のう ち優先的に発癌性などの評価が必要とされたジクロロメタンについての報 告案をまとめました。

 この報告案は、発癌性の可能性は低いが低濃度でも呼吸などを通じ体に 長期間吸い込むと、吐き気やしびれなどを起こすと指摘しています。大気 中の濃度を年間平均で1m3 当り150 マイクログラム 以下を環境保全の目安にな る指針値とするよう求めています。

 今後環境基準値としてこの指針値を採用するかどうかの検討は微妙のよ うです。  

 資料:11月19日付 埼玉新聞

分離分析課 内田 陽子  


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