埼玉県ではこのほど99年度地下水質測定結果(速報)を取りまとめ、 公表しました。調査の内容は概況調査及び概況調査で判明した汚染井戸の 周辺地区調査、過去の概況調査等により汚染が確認された井戸の継続的監 視を目的とする定期モニタリング調査などで、実施期間は99年6月から2000 年3月の間です。概況調査では、山間部の県内全域を対象に69市町村、175 本の井戸を調査しました。地下水質環境基準値を超過した井戸は、砒素/ 3本、トリクロロエチレン/1本、テトラクロロエチレン/2本、硝酸性窒素 及び亜硝酸性窒素25本の計30本であることがわかりました。

 これらの汚染井戸に対し、さらに周辺地区調査を行ったところ、砒素に 関しては地下水質基準値(0.01mg/L)を超過した地域について汚染範 囲を確認すべく周辺井戸20本を調査した結果、不検出14本、検出6本で、 このうち4本が環境基準値を超過していました。

 トリクロロエチレンは、地下水質基準値(0.03mg/L)を超過した地 域について23本の井戸を調査した結果、不検出14本、検出9本で、このうち 6本が環境基準  化学分析課 中瀬 希値を超過していました。

 テトラクロロエチレンは、地下水質基準値(0.01mg/L)を超過した地 域について周辺井戸21本を調査した結果、不検出2本、検出19本で、このう ち、11本が環境基準値を超過していました。

 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素は、地下水質基準値(10mg/L)を超過し た地域について周辺井戸142本を調査した結果、不検出2本、検出140本で、 このうち、83本が環境基準値を超過していました。

資料:3月24日付 県政ニュース(環境生活部大気水質課扱い)および4月24日付 廃棄物新聞

   環境分析センター 岡田 伸美


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